SONY様運用における UNITコード
の取り扱いについて
【SONY様運用における UNITコードの取り扱いについて】 2003年7月15日
【対象ユーザ】
SONY様との取引で資材系のPIP(クラスタ3、クラスタ4)をご利用のサプライヤ様
以下のようなユーザ様はご注意ください。
SPRITS-RNマッピングレイアウト定義書の変更の項目に単位項目の変更が
発生し、さらにその変更が取引する事業所(テック)で使用される。
【背景】
SONY様より送信されるPIPの数量単位のコードはPIPに関わらず3A4(V2.0)を
基準に送信されています。(2003年4月以降)
RosettaNetから提供されておりますPIPのガイドラインでは
UNITコード等の定義関係についてPIP間での横串の統合が
とれていません。この問題はRosettaNet Japanの
中でも取り上げられています。
【対策】
受信側ではSONYからのデータについて数量単位コードのチェックリスト
無効にしておくことで、Exception送信やErrorとなる原因を回避します。
【方法】
対象:Mighty for RosettaNet ver 1.5以上
[1]事前準備
・C:iws
osettanetados-pg 以下のファイルのバックアップを取ります。
・本番稼動しているサーバの場合は送受信処理を行っていない時間に作業をお願
いします。
・作業前後にMightyの停止や再起動は必要ありません。
[2]該当ファイルの検索
・C:iws
osettanetados-pgPARTNER1 以下のディレクトリについて
ProductUnitOfMeasureCode.lst
という"文字列"を検索する。
注1)Cドライブ以外にMightyをインストールしている場合は、該当ドライブを検
索してください。
注2)ファイル名ではなく、文字列で検索してください。
また、「ProductUnitOfMeasureCode.lst」というファイル名で完全一致しない
文字列(V10ProductUnitOfMeasureCode.lst)なども対象になります。
(冒頭の文字はPIPのバージョンを示しています。)
[3]該当箇所のコメントアウト
・[1]の作業では9?12個のファイルが該当します。そのうち、取引で利用されて
いる
PIPのファイルをテキストエディタ等で開きます。
・開いたファイル上で
ProductUnitOfMeasureCode.lst
という文字列の検索をかけます。
・該当する行の先頭に # を挿入し無効(コメントアウト)にします。
例)4A4PlanningR20AContextCheck.iniファイルを開き
ProductUnitOfMeasureCode.lst を検索する。該当行の先頭に#を挿入
#!check
$UnitOfMeasureCode・・・・・/CR/ProductUnitOfMeasureCode.lst
*対象PIPすべて上記コメントアウト作業を繰り返します。
以上
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